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個性が光る三姉妹を育てたよ!

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「休みたがり屋」by さくらももこ

 さくらももこさん、ご存知ですよね。 「ちびまる子ちゃん」の作者さん。 この方の書いた読み物に「休みたがり屋」というお話がありました。

 子どもの頃に、なんとかズル休みをしたいとあの手この手を使い、実際風邪になってしまったときは早く治りたいと思いながらも治りかけると「つらくはないけれど、風邪を引いている」という調度良い具合が最適だというお話です。

 私も子どもの頃にインフルエンザの予防接種の前はお風呂で水を浴びて、部屋の窓を開けて(田舎なので朝は氷点下)寝てなんとか風邪を引こうとがんばりました。 でも風邪を引けず、朝の検温の時にストーブの前で水銀体温計をさっとかざしちょうど37.0度くらいにしてから親に見せて、予防接種をまぬがれた記憶があります。
私自身もなんとか学校を休みたいと色々と方法を考える子どもでした。親が共働きだったので、お休みできると自分ひとりのパラダイスなのです。

 ただ、一度お習字のお稽古をサボったときに親にバレて、ものすごく怒られて辞めさせられました。私は大人になって字が下手なのはコンプレックスで、幼稚園ママなどをしていると筆を使う機会もあり、この時お習字を辞めさせられたのはとても残念です。

 さくらももこさんはお話の最後にこう書かれています。
「だから子供のささやかな’ズル休みしたい’程度の願望も、もっと成長すれば世界平和につながるようなりっぱなものかもしれないと、親はすこし温かい目で見守ってあげるのも良いかもしれない。」

 私も自分が悪いのだが、自分の親がさくらさんがいうように少しのんびり見てくれていたらとーても字のうまい大人になれていたのかもしれない・・。 などと考えてしまいます・・。

 子供と親の感じ方にはズレがあり、それは当たり前ですが、ちょっと思い返せば自分も同じだったのかなーと思えるお話しでした。

 面白いお話です。ぜひ読んでみて下さい。 なぜ「ズル休み」が「世界平和」につながるのかがわかります。
by kidszone_bunkyo | 2010-02-03 13:09 | 運営ダイアリ

個性の違いすぎる三人の娘を育てる母の感じたことを書いていきます。


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