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個性が光る三姉妹を育てたよ!

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レッスン中の子供の振る舞いについて

 平日の午前中は主に3歳以下の子供たちがレッスンに来てくれます。子育てをしていると「魔の2歳」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、まさにその年齢層の子供たちが来るわけです。
 
 私自身、三女は現在二歳。上二人もその年齢を通り過ぎてきたわけです。このころの子供は、「元気な子」と「落ち着きのない子」「いい子」と「人見知りや引っ込み思案」の区別が難しいですよね。
「元気な子」は親からすると周りの目が気になり「お願いだから少し大人しくして」とハラハライライラすることもあります。「いい子」は人見知りが激しくてお母さんの横にくっついていることもあり親からすると「もう少し積極的になって。」とこのままで大丈夫だろうかと心配になってしまします。
結局どんなタイプの子供も、それぞれが持っていたり持っていなかったりする個性であり、すべて完ぺきに親を安心させる子供はいないわけです。

 レッスンの中で私は全員が座って最後まで私の話を聞くことができるとは思っていません。また、男の子と女の子ではやはり男の子のほうが動き回る確率が多いのです。難しいことですが、ひとつだけしないでいただきたいのは、「この子はまだ小さいから」と子供のしたいがままに放っておくことはやめましょう。本人だけではなく、母親同士が一番ストレスを感じるのは「なぜあの親は注意をしないの?」「なぜ放っておくの」と感じることです。同じ行動をしていても、その子供の親がちゃんと子供の行動に責任を持って、意識していることがわかれば印象も変わります。
 
 レッスン中に歩き回っても、泣いても、お母さんの言うことを聞かなくても、CDラジカセをいたずらしてもいいんです。ただ、お母さんに意識してほしいことは

 1.レッスンを集団で行動する場合のルール、マナーを教える場として利用して下さい。
 2.子供が言うことをきかなくても、「いけない」ということは教えてあげてください。「今は、ほかのお友達もお座りしてお話を聞いている時だよ」「他のお友達が困っているよね。」と伝えるだけでもいいです。

 この年の子供は、下手に話しかけると手がつけられなくなったり、かえって説得できない状況になってしまうなど、注意をするのもタイミングと方法があるかと思います。ですから、そのあたりはお母さんたちに任せます。「甘やかしているわけではない」という状況は私自身経験からよーく理解しています。

 こんなことがありました。バスに乗っていた時、普段は決してしないのですが何かのきっかけで三女がとっさに座席に靴のまま立ってしまいました。私はすぐ抱きかかえて「靴のまま立ってはいけない」と言い座らせましたが、隣に座っていた年配の男性が私に「ちゃんと教育をしなきゃだめだろ」と言ってきました。6歳の子供が同じことをしたらしつけがなっていないと指摘を受けても仕方ないでしょうが、2歳の子供がとっさにしてしまう行動は親も予測できません。ただ、それがいけないことならそれを教えるのが「しつけ」であって決して「させない」ようにすることなどその男性にだってできないと思います。
この年の子供には「させない」のではなく「いけないことを教える」のが大事ですよね。

 やはり、マナーもルールも実践して覚えることが一番です。人に迷惑をかけることは仕方ありませんが、迷惑をかけていることに気がつけるように、言葉だけではなく実際の状況で教えていってあげましょう。みんなで、子供たちの教育の場が作れればいいと思います。 

 そんな点では、今レッスンに来てくれている子供たちのお母さまは心配ないなと思います。
by kidszone_bunkyo | 2008-02-22 22:31 | こどもと英語で遊ぶ会

個性の違いすぎる三人の娘を育てる母の感じたことを書いていきます。


by kidszone_bunkyo