2009年 11月 13日
お湯の重さ
子供が温度計の仕組みについて私が知っているか聞いてきました? (む、また唐突に・・)
調べてみました。 4年生の理科でならうことですが、温度計は温度によって物質が収縮したり、膨張したりする性質を利用しています。
昔私たちがよく使っていた水銀体温計も人の体温で膨張した水銀が圧力を持って細い管の間を通って行きます。水銀の玉の部分が体温と同じになると、膨張が止まるそうです。 そして、体温計をはずすと水銀は冷え始めるのですが、水銀は液体のようでも金属でかなり「表面張力」があるそうです。 そのために細い管を戻ることがなくて、体温を示した場所で止まっているそうです。
この水銀を元に戻すには、みなさんもやったはず。 体温計の先を下にして、振る!でしたよね。 これは、管の部分に遠心力を加えて圧力を増やすことで、水銀を元の位置に戻すのだそうです。
さて、前置きが長くなりましたが、こんな話から「お湯の重さ」の話になりました。
「お湯は水より軽いんだよ」
(え、そうだっけ。 そういえば、お風呂を沸かすと底のほうが冷たいね・・・) でも、お湯が軽いってピンとこないなーと思いながら、「なんで、軽いの?」と娘に返してみました。
「え、軽いから軽いんだよ」 (なんだ、それで納得しているのか・・)
「そこで、なんで軽いか調べると勉強になるんでしょ」と言いながら、私も調べてみました・・。4年生の理科ですが・・。
密度が違うのですね。 水とお湯では。 この性質を利用して、電気温水器などはあるそうです。 夜間の電力が安い時にお湯を作りタンクの上にためておくと、上からお湯を出して下から水が給水されるそうです。 でも、お湯と水は混ざらないので、 作ったお湯は冷めずに出続けるそうです。 ただ、お湯と水の境目では徐々に熱が伝わって温度が一定になるという説明もあるので(熱力学的平衡)、どうなのだろう。 そして、混ざった水とお湯はもう分離することはない、不可逆過程というそうです。
いろいろな言葉と、いろいろな仕組み理科って不思議がいっぱいですね。 きっと、みなさんは勉強されたことを忘れていないのだと思いますが、私は時々娘からの質問にあわててインターネットを開く有様です・・。
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スタディルーム文京
調べてみました。 4年生の理科でならうことですが、温度計は温度によって物質が収縮したり、膨張したりする性質を利用しています。
昔私たちがよく使っていた水銀体温計も人の体温で膨張した水銀が圧力を持って細い管の間を通って行きます。水銀の玉の部分が体温と同じになると、膨張が止まるそうです。 そして、体温計をはずすと水銀は冷え始めるのですが、水銀は液体のようでも金属でかなり「表面張力」があるそうです。 そのために細い管を戻ることがなくて、体温を示した場所で止まっているそうです。
この水銀を元に戻すには、みなさんもやったはず。 体温計の先を下にして、振る!でしたよね。 これは、管の部分に遠心力を加えて圧力を増やすことで、水銀を元の位置に戻すのだそうです。
さて、前置きが長くなりましたが、こんな話から「お湯の重さ」の話になりました。
「お湯は水より軽いんだよ」
(え、そうだっけ。 そういえば、お風呂を沸かすと底のほうが冷たいね・・・) でも、お湯が軽いってピンとこないなーと思いながら、「なんで、軽いの?」と娘に返してみました。
「え、軽いから軽いんだよ」 (なんだ、それで納得しているのか・・)
「そこで、なんで軽いか調べると勉強になるんでしょ」と言いながら、私も調べてみました・・。4年生の理科ですが・・。
密度が違うのですね。 水とお湯では。 この性質を利用して、電気温水器などはあるそうです。 夜間の電力が安い時にお湯を作りタンクの上にためておくと、上からお湯を出して下から水が給水されるそうです。 でも、お湯と水は混ざらないので、 作ったお湯は冷めずに出続けるそうです。 ただ、お湯と水の境目では徐々に熱が伝わって温度が一定になるという説明もあるので(熱力学的平衡)、どうなのだろう。 そして、混ざった水とお湯はもう分離することはない、不可逆過程というそうです。
いろいろな言葉と、いろいろな仕組み理科って不思議がいっぱいですね。 きっと、みなさんは勉強されたことを忘れていないのだと思いますが、私は時々娘からの質問にあわててインターネットを開く有様です・・。
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スタディルーム文京
by kidszone_bunkyo
| 2009-11-13 22:23
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