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個性が光る三姉妹を育てたよ!

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こどもの悪知恵

 先日、長女が勉強でズルをしました。 理由は時間がなかったため。
宿題がたまったために、彼女は二つの選択肢を自分の中で持ったようです。
1. 宿題をやらないままいく。
2. 何がなんでも宿題は出来た状態にする。

結局、すべての宿題を時間内に終わらせることは無理だと悟った彼女は、「2」の選択肢を選び、答えをうつしました。 見事に複雑な分数の計算で、ノートには答えだけ全問正解。
「笑えました」。

なんだか、かつて自分が子供の頃に一度はやったことの覚えがある行動。まあ、でも見逃すわけにはいかず、娘にはこう言いました。

「答え写したね?」と聞くと、目が宙を泳いで「わすれた・・」(バレバレ)

「あのね、あんたが考えることなんて、私が子供の頃にすでに実践済みなの。 わたしがしたことのあるズルならば、あなたがいくら考えてがんばってもまるわかりなの。 ズルをするなら私の何倍もかしこくなりなさい。 勉強してわたしを超えることなんて簡単なんだから、もっと頭がよくなったら挑戦してみなさい! 大馬鹿者!」

娘は「え、ママもやってたの?」と言う顔でしたが、それからはずっと勉強に真面目に取り組んでいます。(笑)

 私は、子供の頃から真面目な子ではありませんでした。 スキあらばズルをしようと考えていましたし、実際ズルをしてきました。 もちろん、褒められたことではないのですが、そういう中で学んだこともあります。 ただ、人を傷つけたり、無責任に誰かに迷惑を掛けるような行動はなかったと思っています。 悪さもしながら、「成績は落とさないぞ」と思ってきました。(でも凄く頭がよい子どもにはなれませんでした)
 今思えば子どもっぽい「格好つけ」だけの行為もあったし、後悔するくらい恥ずかしい思い出もたくさんありますが、おかげで、これから娘たちが迎える思春期も見守っていけそうです。簡単に私の目はごまかせないぞと警告しながら・・。 きっと、それ以上にかしこく何かをするくらいになれば逆に安心出来るのかも。 まあ、ズルをしてバレた経験も彼女の成長に役立ってくれれば嬉しいですけど。
by kidszone_bunkyo | 2011-04-23 08:49 | こどもと英語で遊ぶ会

個性の違いすぎる三人の娘を育てる母の感じたことを書いていきます。


by kidszone_bunkyo