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個性が光る三姉妹を育てたよ!

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知識と実践力

 先日、三女のお供で理科実験教室へ行きました。

 同時並行で、保護者向けのセミナーもありました。 主にPISA型学習という事についてお話を聞きました。
「ゆとり教育」と言われた教育から、指導要領が変わり、教科書の内容もぐっと変わりました。

 これは、姉たちの時から何度も聞いてきた内容です。 そして、今子供の学習指導要領には「生きる力」と言う言葉があります。 この言葉は、次女の学校ではすでにずっと前から使われていて、それが次女の学校の教育です。 国立は10年後の教育のために存在する学校ですから、納得です。 ただ、私自身は「生きる力」の意味を少し勘違いしていました。 サバイバル的な意味合いを感じていたのですが、実際はコミュニケーション能力を磨き、実践力をつけていくといったことですよね。 ただ、この辺りの話はまた別にしたいと思います。

 今回、見学をしていて驚いたことがいくつかあります。 光の勉強でしたが、小学2、3年生ではまだ内容としては難しいことです。 でも、レクチャーのあいだは、飛び抜けて知識の豊富な男の子がいました。
「虹の一番上の色は?」「赤!」  「赤より上は?」「赤外線」
大人も「おお!」と思います。

 ところが、実際紫外線LEDを使ってブラックライトを作る場面になると 「せんせーい、失敗すると嫌だからやって~!」 「わからなーい」 の連発です。 また、あえて男女で見るならば、男の子のほうが断然不器用で、先生の説明についていけない子が多いのです。 女の子で、「できない」と言う子は一人もいません。
難しところもやってみて、「これでいいですか?」と確認するのが女の子です。

 クラスでも、「習ってないから出来ませーん」という子はいます。でもやっぱり男の子だけです。
いままで、あまり意識しませんでしたが、最近読んだニュースに内定率が男子を女子が上回ったとありました。こういうことかな?と思いました。
もちろん、これが全てではないし、女の子が決して「できませーん」と言わないわけでもないと思います。
男女関係なく私が企業の人間ならば、最初から「言われてないから、習ってないから出来ない」と言う子はやっぱり必要ありません。 限られたリソースで考えて行動できる人間が必要ですね。だって、一から十を全部を教えてもらえるほど社会は甘く無いですから。一を知って、十を考えられる人間のほうが魅力があります。
そして、わからないところをきちっと確認できる子が魅力的です。 「わかりませーん」と言いっぱなしの子は残念だなと思います。

 知識だけで終わらないで、それを活かせる能力を身につけて欲しいです。
by kidszone_bunkyo | 2013-05-20 13:43 | 運営ダイアリ

個性の違いすぎる三人の娘を育てる母の感じたことを書いていきます。


by kidszone_bunkyo