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個性が光る三姉妹を育てたよ!

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いまさらですが・・・どうして子供に英語を?

みなさんは、どうして英語を子供にと考えますか?
 色々な理由があると思いますが、いくつか思い当たるものを挙げてみます。

1.親御さんが英語で苦労をした、という経験から

2.周りの同い年のお友達が習い始めたから

3.子供の将来のために(漠然と)

4.小学校で、英語が必須科目になるかもしれないから

5.国際的に通用する人物にさせるため

 私のところへ通ってみえる方も最初はこのような理由から参加を決められています。
しかし、私が最初に親御さんへ伝えることは「えっ?」と思われるようなことかもしれません。

 まず、子供には英語より正しい日本語を教えてあげてください。私たちは「日本人」です。そして、日本語というのは「美しい言葉遣い」が出来る言語であり、まさに日本文化そのものです。言語の基本は母国語であると私は思います。自国の文化を理解し、伝えられる能力をもってこそ国際社会で「自分」を表現し、活躍できるのではないでしょうか。

 多くの方が子供に英語を勉強させるときに「ぺらぺらになる」事と、「ネイティブの発音」を身に付けることを第一に言われます。でも、それが本当に一番大事なことでしょうか?
私のレッスンでは、上記の二つは第一目標ではありません。言葉はコミュニケーションの手段です。子供にまず教えたいのは、「英語」ではなく「コミュニケーション能力」です。
それでは、英語のクラスである必要はなく、もちろん普段の生活の中で身に付けていくべき能力であることは間違いありません。しかし、やはり子供が将来国際社会に出る機会があったときに使えるツールとして「英語」を指導しています。

 では、どんなことを目標にレッスンを行っているかというと、まずは「聞く力」を付けるために「耳」を英語の音に慣らしてもらいます。相手の言っている事が聞き取れなければ、その先の会話には発展しません。が、何を聞かれているのか、何を話したいのかが分かれば、あとはコミュニケーション能力の見せ所です。完璧な英語でなくてもいいんです。片言でも、ジェスチャーや紙とペンを使って絵を描いたりして何か答えを返せるはずです。
そして、その時発音がネイティブのようである必要はないですよね。相手に伝えることが大事なのですから、もし発音が悪くて伝わらないときは別の言葉や言い方を試してみるといいですよね。日本人の発音はそれほど分かりにくいものではないのですよ。かっこいいかどうかと聞かれると難しいですが、通じない難しい発音の言葉は大抵他の言葉で言い換えることが出来ます。

 英語をスムーズに話せるようになるのは、子供が大きくなってからでも子供の力で出来ます。でも、コミュニケーション能力は家族や友達とのかかわりの中で小さいときから身に付けるものだと思います。そして、「耳」も小さいときから英語の音に慣れ親しんでいるのといないのでは多少違いはあるでしょうか。発音などもネイティブと同様にはいきませんが、きれいなものになるかなと経験から感じています。

 最初に書きましたが、すべての基本は母国語です。子供達にはしっかり「国語」を勉強してほしいと私はいつも願っています。
私のところへ通ってきてくれるお子様は1歳代からいます。子供がまだ小さい時、兄弟姉妹がいる家庭ではお母様は本当に忙しく1日が24時間では足りないくらいです。習い事に子供を外へ連れて行くのも大変な時期、私の経験を踏まえ少しの時間や工夫で小さいお子様と英語を使って楽しく効果的に遊ぶ方法をいくつか紹介するために、現在冊子を用意しています。
 
 ここでも、いくつかご紹介していきますね。
by kidszone_bunkyo | 2007-11-04 19:44 | こどもと英語で遊ぶ会

個性の違いすぎる三人の娘を育てる母の感じたことを書いていきます。


by kidszone_bunkyo